久々に覗いてみたら、
Yahoo!ニュースの
よしりん先生の記事のコメントが
ついに1万件を超えてました。
Yahoo!ニュースの
よしりん先生の記事のコメントが
ついに1万件を超えてました。
おめでとー!(何が?)
…と思ったら、
すぐその後に9970件まで逆戻り。
その行ったり来たりを、
何度も繰り返しています。
どうやら、1万件超になるのが癪で、
超えたら必死にコメントを削除して、
数を減らしているようです。
ネトウヨさんのやることって、不っ思議ー。
ネトウヨたちの書き込みはもうグダグダで、
読む気にもなれないのですが、
たまに入ってるよしりん擁護や
ネトウヨ批判のコメントの中には、
いいのがありますね。
「家族思いなのが愛国者、
家族の重荷なのがネトウヨ」
うまいっ! 座布団1枚!
また15年前の『脱正義論』の話をしますが、
あの時サヨク運動にはまりかけた若者は、
ほとんどが学生でした。
早稲田や東大の学生までいました。
あの頃は、今のネトウヨの主流である
「ニート」「フリーター」「ワーキングプア」
など、言葉すら存在していませんでした。
15年前のサヨクの若者のほとんどが、
大学を卒業し、今は真っ当に社会人となり、
家族を持って暮らしているだろうことは、
容易に想像できます。
しかし、今のネトウヨの若者が
15年後、真っ当な社会人となり、
家族を持っている姿は、全く想像できません。
15年間で、それだけ日本の社会が
激変してしまったのです。
先日の道場でもよしりん師範が言いましたね。
以前は歴史感覚を若者に教える際、
「豊かな現在の日本がなぜあるのか」
を説明すればよかったが、
今はその「豊かな現在の日本」が
変質してしまっている、と。
この15年の間に起こったのは
「小泉構造改革」です。
「米百俵の精神で、
痛みに耐えて改革をすれば、
誰もが再び活力を持てる社会が築ける!」
全部ウソでした。
中流層が崩壊し、
「1%の上流と99%の下層」のアメリカに
近い社会が作られただけでした。
よしりん先生は10年前にそれを予言し、
警告を発していたのですが、
残念ながら予言どおりになってしまいました。
しかし誰も、
日本が無理矢理変えられてしまった
ことすら自覚していません。
その責任者の追及もせず、
政界を「勝ち逃げ」した竹中平蔵は
今もいけしゃあしゃあとテレビで経済を語り、
小泉純一郎は今も「人気者」です。
野田首相はあくまでも
TPPに突っ込むつもりでしょう。
15年後の日本は、
今と全く違う姿になっているかもしれません。
その時も人は、
激変させられたことにも気づかず、
責任追及もせず、
日本は溶解していくのかもしれません。
今は、そうなってしまうか否かの分岐点、
まさにその「前夜」だと言えるのでしょう。
先日の道場で、
よしりん先生が責任編集長となり
12月に幻冬舎から創刊される
新雑誌のタイトルが発表されました。
『前夜 ZENーYA』
「ゴー宣道場」に並ぶ、
小林よしのりの新たな挑戦が始まります。
15年後、25年後の日本人に見せても
恥ずかしくない挑戦になると、
私は確信しています。